頑張って生きてきたような気がするけれど、何も成し遂げていない私の人生、これでよかったのかな?
もう先が見えてきた私の人生、あとは老いを受け入れるだけなの?
先ほど、NHKの「クローズアップ現代」で【ミッドライフクライシス❝人生の曲がり角❞をどう生きる】が放送されました。
最新の調査ではの日本の45~59歳の「幸福度」が過去最低になったそうです。
番組には中年期の心の不調の声がたくさん寄せられたとのこと。
私も今月14日にミッドライフクライシスについてのブログ記事を書いたところでした☟
番組では小泉京子さんが「前向きに年を重ねていくアドバイス」を語ってくれています。
自然に美しく素敵に年を重ねる小泉さんの言葉は、心に響くものがありました。
私は、これほど50代の悩みが増大しているのは、SNS時代の弊害とも言える情報過多ではないかと思っています。
SNSを覗けば素敵な50代を生きている人々がわんさか出てきます。
50代でも若々しく30代のような見た目の方、生き生きはつらつと仕事に趣味に輝く女性、セレブリティに旅行を楽しむ方、生き方の多様化をまざまざと見せつけられると、自分だけが取り残されているような気がします。
「自分も何かしなきゃ!」
・・・でも気力もない体力もない、そしてお金もない、、、
そんな焦りが悩みを深堀りさせてしまうのではないかと。
でも大丈夫です。
みんながみんな、そんなすごい生き方をしているわけではありません。
先日、街を歩いていて意識的に人間ウォッチングをしてみました。
みんながどんな表情でどんな服を着ているのか?
SNSに出てくるようなキラキラした50代はどこにもいませんでした(笑)
おそらく皆、私と同じような暮らしをしているんだろうな、、、というのが半日人間ウォッチングした正直な感想です。
もし今ミッドライフクライシス真っ只中の方がいたら、町に出て人間ウォッチングをしてみることをおすすめします。
きっと私と同じ感想を持てると思います。
また、番組の中でこちらの本が紹介されていました☟
日本一有名なニートPhaさんがまさかの中年クライシスに陥り、1回きりの人生と向き合う日々が綴ってあるそうです。
先日ちょうどPhaさんの【しないことリスト】を読んで共感しまくりだったので、おそらくこちらの本も共感の嵐となりそうな予感。
さっそく読んでみようと思っています。
そして、私のおすすめはこちらの本☟
こちらは平成15年から平成22年までの柴田とよさんの作品を集めた処女詩集です。
平成22年柴田さんは98歳。
人生の大先輩が書いた詩集は心を温かく、涙あふれるものにしてくれます。
「あー、とよさんのように生きていけばいいんだな」と人生の方向性を見極める手助けをしてくれる詩集になっています。
先日、ブログにも書いたのですが私はブログを始めて心の落ち着きを取り戻しました。
こうして文章を書くことはとても骨の折れる作業ではありますが、日々自分の価値観や目標を見直すことができています。
ブログを始める、人間ウォッチングをする、本を読む、誰かと話す、ほんの少し何か行動を起こすことが出来れば気持ちはそちらに向かいます。
不安や葛藤に悩み苦しんでいる方、ぜひほんの少しだけ動いてみてください。
隣の芝生は青く見えるけど、そんなこともなさそうね。
少し気力がわいてきたら本を読んでみよう♪
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