ある程度の年齢になってくると、親孝行について考える方が多くなりますね。
ただ、いざ親孝行をしようと思っても何をしていいのか分からない、どうすれば親が喜んでくれるか分からない、という方もいるのではないでしょうか?
私も結婚を機に親孝行を考えるようになりましたが、親孝行と言えば何か贈り物をするくらいしか思いつきませんでした。
でも50代になった今、自分が親孝行をする側とされる側に立ち、何が嬉しい親孝行か分かってきました。
この記事では私が実際に嬉しかった親孝行5選と、多くの方に喜ばれる親孝行をご紹介します。
自分がされたら嬉しい、子供にしてほしい親孝行
まずは多くのアンケート調査より子供にしてもらって嬉しい親孝行はこちら☟
- 元気な姿を見せてくれる
- 孫の顔を見せてくれる
- 話し相手になってくれる
- 一緒に旅行してくれる
- 一緒に外食してくれる
- メールや手紙を送ってくれる
- 誕生日を祝ってくれる
- プレゼントをくれる
- 掃除や家事を手伝ってくれる
- 料理をふるまってくれる
親にとって子供の健康は何より大切なこと。
離れて暮らしていると、子供が元気でいるかどうかは一番の心配ごとです。
子供の元気そうな姿が見られると、そんな心配が吹き飛び一気に嬉しくなるのは皆さん同じのようですね。
また、それが孫だとまた違った喜びが溢れてきます。
自分の子供と孫が元気でいてくれることは、どんな贈り物にもかなわない親孝行となります。
そして、一緒に過ごすことのできる旅行や食事、ショッピングなども喜ばれる親孝行ですね。
子供がある程度成長すると、一緒にいられる時間はほんのわずか、、、
だから、一緒にいられる時間はかけがえのないものになります。
また、贈り物やメール、手紙などは、『気にかけてもらえている』という安心感につながり、喜ばれる親孝行となります。
私が心から嬉しかった親孝行
私の2人の子供たちはともに結婚、孫がひとりいます。
そんな私が実際に嬉しかった親孝行はこちら☟
- 孫が出来た
- 旅行に誘ってもらった
- 記念日にプレゼントをもらった
- 初月給で食事に連れていってもらった
- 欲しいと言っていたものを買ってもらえた
子供たちはともに結婚後から母の日になると、プレゼントを贈ってくれるようになりました。
私もそうでしたが、結婚するまでは親孝行なんて考えもしなかったのに、結婚すると両親へ感謝するようになるから不思議です。
結婚をすると親のありがたみって本当に身にしみますよね。
母の日の贈り物はもちろん嬉しいものですが、私は孫が出来た喜びが今のところ一番大きな喜びとなっています。
また、結婚してから旅行に誘ってもらえたり、食事に誘ってもらえると、ウキウキしてきます。
そして、子供の頃はゲーム機や漫画などを欲しがり買い与えていたのに、今では私が欲しいものを買い与えてもらえるように、立場が逆転したことには驚きと喜びが入り混じっています。
そして、子供が成人して社会人となり、初月給でご飯をご馳走してくれた時も、立派な大人になってくれたことを心から喜びました。
これからは感謝や喜びをしっかりと伝えていこうと思います。
私が出来ずに後悔した親孝行
私の母は病気を患い今は兄と同居しています。
父を亡くしてから一人で暮らしていたのですが、その頃もっと親孝行しておけばよかった、と今になって本当に後悔しています。
母のことを気にかけながらも、なかなか会いにいくことも電話をかけることもせず、寂しい思いをさせてしまったと思います。
いつでも会える環境であったにもかかわらず、『そのうち会いに行こう』と思っているうちに、病気が悪化、一人暮らしが出来ない状態になってしまいました。
今の一番の後悔は、もっと一緒の時間を過ごしたかったという思いです。
元気なうちにご飯を食べたり、旅行へ行ったり、ショッピングへ行ったり、一緒にいる時間をもっと増やせば良かった、そしてもっとたくさん話をして優しくしてあげればよかった、と思っています。
親孝行したい時に親はなし
【親の気持ちが分かるような年になって孝行がしたいと思っても、もう親はいない、親の生きているうちに孝行しておけばよかったと後悔することが多い】ということわざがあります。
芯を突くことわざであるのに、このことわざを聞き親孝行をしよう!と思える人は少ないのではないでしょうか?
親が元気なうちはいつか会えなくなるとは、なかなか考えられないからです。
でも、、、
悲しいことに時間は無限ではないので、親と会える時間はあとほんの僅かかもしれません。
実際、私も父を数年前に亡くしているのでもう父への親孝行はできません。
父には何も親孝行らしきことはできませんでした。
なので、母を大切にすることが父への親孝行と思っていましたが、それも今は思うようにできていません。
十人十色の親孝行
何が喜ばれる親孝行なのか?をみてきましたが、人によって、何を喜ぶかは違ってきます。
また、親孝行する側にとっても、してあげたいことは様々です。
でも、私は親を思う気持ちそのものが親孝行だと思っています。
ただ、その思いは言葉や行動で表わさなければ伝わらないので、ぜひ【親孝行をしよう】と思い立った時に親御さんへ電話をしてみてください。
一番の親孝行はコミュニケーションをとることです。
大人になると親とじっくり話す機会がなく、久しぶりの会話に戸惑う、、、なんてこともあるかと思いますが、近況を話すだけで十分。
親御さんはあなたからの電話を心から喜んでくれると思いますよ。