そろそろ親の介護のこと真剣に考えなきゃ、、、
何からはじめたらいいんだろ?
50代ともなると親の介護のことがだんだんと身近に感じられてきますね。
介護制度のことなど何も分からないし、なんだか複雑そうで何から始めたらいいのかわからない、、、
今回は、そんな悩みを持つ方に私が「これをやっておいて本当に助かった!」と思っていることをお伝えします。
それは・・・
ケアマネジャーさんを見つけておく
私の母は父が亡くなってから一人暮らしになり、糖尿病を患いました。
その後、不整脈が出てきてペースメーカーの装着を余儀なくされました。
一人暮らしを続けているものの入退院を繰り返すようになり、もう一人暮らしは難しいという状態へ。
ただ私も兄姉も母を引き取れる余裕はなく、出来る限り母の様子を見に行くという日々が続いていました。
そんな悩みをたまたま職場の人に相談すると、介護保険という制度があるのだから利用した方がいいよ!とケアマネージャーさんを紹介してくれました。
素晴らしいケアマネさんとの出会い
ケアマネージャさんを紹介してくれた方自身も、紹介され、そのケアマネさんにお世話になっているとのことでした。
実際にお世話になった方が紹介して、その方も紹介して、その紹介を受けて私の母が今お世話になっている、ということです。
「親身になって相談にのってくれる良い方だから」という評判通り、介護保険制度のことを何でも教えてくださり、母の一人暮らしをサポートしてくれました。
介護保険制度が使えるよう介護認定を行う際にも適切なアドバイスをしてくれました。
要支援認定を受けた段階でヘルパーさんの利用を始めた母。
始めはヘルパーさんの利用をよく思っていなかったようですが、買い物を手伝ってもらったり、掃除を手伝ってもらえることを次第に感謝するようになりました。
それは、日々様子を見に行かなければならなかった私にも大変ありがたいことでした。
その後、糖尿病、心臓病に加え頭皮癌が見つかり、母は要介護認定を受けとうとう一人暮らしが出来なくなってしまいまいた。
兄との同居までには大変なことがたくさんありましたが、その中でもケアマネージャーさんのサポートは心強くありがたいものでした。
頭皮癌については術前、術後と訪問看護を受けることになりましたが、ケアマネージャーさんが紹介してくれた看護師の方も素晴らしい方で、こんな手厚い看護を受けられる母は最高に幸せであると思いました。
現在、母は兄のところで暮らし毎日デイサービスに行っています。
母と同居することになった兄との間には色々なことがあり、私と兄姉との間は険悪なものとなってしまいましたが、今でもケアマネージャーさんが月に1回訪問してくれているので何かと安心です。
周りの人へ相談、サポート要請
私はいいケアマネージャーさんとの出会いで、介護保険制度のことなど何も知らずに母の介護を乗り切ることが出来ました。
最終的に兄が母との同居を決めてくれたのも、ケアマネージャーさんのサポートがあったからだと思います。
母のようにいいケアマネージャーさんとの出会いを引き寄せるためには、日ごろから周りの人に介護の相談をするというのが大事だと思います。
近所にどういった介護施設があるのか、どこの老人ホームがいいのか、特別養護老人ホームに空きがあるのか?など地域に根付いた情報は人伝てに聞くのが一番正確です。
今、実際介護をしているという方のお話もとても役立ちます。
ぜひ介護のことをまわりの方と共有して、いいケアマネージャーさんを見つけておいてください。